首都直下地震  減災に挑む =上=

 首都圏の地下で何が

 観測網、官民で緻密に 『安政江戸』が教訓

 首都直下地震に備え、官民の取り組みが本格化してきた。政府はマグニチュード(M)7級の地震が30年以内に発生する確率を70%と予想するが、複雑な地下構造を持つ首都圏の地震活動は今も分からないことが多い。地震象の解明や被害の軽減に向け、急ピッチで対策や研究が進む。

 発生の仕組みなどの研究うぃ重ね、対策に生かす必要がある。地震の実像に迫り『減災』につなげることができるか。国を挙げた挑戦が続いています。


 首都直下地震