避難なお4万7,000人『熊本地震1年』犠牲者の追悼と復興を心より願います。

 熊本地震は、4月14日、最初に震度7を観測した前進から1年が経過した。熊本県内ではピーク時に18万人超が避難所に身を寄せたが、今なお約4万7千人が仮設住宅などで不自由な避難生活を送る。犠牲者は『震災関連死』などを含め計225人。夜、前震の発生時刻を迎えた被災地ではでは人々が追悼の明かりを前に共に祈りをささげ、復興への思いを新たにした。

 

 あなたの『家』は、大丈夫ですか?

 前震は昨年4月14日午後9時26分に発生し、同県益城町で震度7を観測。9人が死亡した。同16日午前1時25分の本震では、同町と西原村が震度7の揺れに見舞われ、阿蘇大橋(南阿蘇村)が崩壊すりなど甚大な被害がでた。倒壊した建物の下敷きになるなど41人が死亡。「直接死」は計50人に上った。その後の避難生活でのストレスなど間接的な原因で死亡した関連死は170人(大分県内の3人を含む)。昨年6月の豪雨による二次災害で5人が死亡しています。