震度7 連鎖の衝撃2

ここにも活断層が 「ひどいな・・・・・・」 「づれが大きい。まだあぶないぞ」。

16日未明の「本震」は、布田川(ふたがわ)断層帯で起きた。 南の断層に連動した事実。

東北大は御船町の畑に日奈久断層帯とみられるずれを発見。

「耐震補強や家具の固定に取り組んできた人はどれほどいただろうか」。熊本大学 松田博貴教授(56)は、後悔の念が消えない。防災の専門家として、減災をテーマに住民説明会を開いてきたが「伝わっていなかったかもしれない」。震度7の揺れに襲われた益城町で目撃した被害に、衝撃を受けた。今も心に穴が空いたような感じだ。